交通事故で入院したらもらえるお金


損害賠償の種類
 積極損害
 消極損害
 慰謝料

    私の体験談

ひどい怪我をしてしまった交通事故被害者の方へ。
数年前に交通事故に遭い大けがをしました。信号待ちをしていた際に後ろから車が当たってきました。後方の車は前方不注意で、相手の車は加速がついていたために、頭と胸をぶつけてしまい、首も捻挫しました。
また、肋骨にも痛みが走ります。予期せぬ出来事で、車は大破してしまいただ茫然としていました。
直ぐに相手の方が救急車と警察を呼び、その後に保険会社にも連絡をとりました。車の中で痛さのあまりうずくまっていましたが、すぐに救急病院へ搬送され、レントゲンを撮りました。
レントゲンの結果は肋骨が2本骨折していました。また、首の痛さもあり、全身打撲という診断が下され病院で入院することになりました。首も体も動かせない状況で、痛さと辛さで涙が出ました。
自分が交通事故に遭うなんて…とても悲観的な気持ちになりました。

その後、数か月入院した後、病院の先生からこれ以上は回復が望めないことを告げられました。まだ骨折で痛みが残り、胸にや首には激痛が走ります。
相手の保険が100%負担はするといっていましたが、完治しなかったので将来が不安で仕方がありません。再び入院することはできないものか、保険で適応するのはどこまでなのかという疑問がありましたが、全く保険に対して無知だったため私は全て相手側のいいなりでした。
骨折で痛みが残り、このままでは社会へ復帰ができないのではないかという不安と納得がいかない部分も多々ありました。再び保険会社へ電話をかけて、病院で完治せず、このままでは仕事もできない、家事もできないことを告げました。痛みは胸や首以外にも背中などにも走る時があります。
55歳の私は、柔軟な体とは違い、身体に大きな負担がかかった場合には痛みを引きずる年齢にきています。
骨折で痛みが残り、病院で完治せず不安が頂点に達していました。すると後日保険会社から、交通事故の後遺障害の手続きを薦められました。交通事故の後遺障害は、医師が認める障害のことです。
リハビリを行っても生涯治る見込みがない場合に支払われる制度です。様々な難関があると言われており、自分では解決不可能だと思い、自宅近くの弁護士事務所に依頼することに至りました。
交通事故の後遺障害は、自分だけではなかなか難しい問題だと言われ、全て弁護士が法の道を熟知しているので安心して任せられました。もう少しで交通事故の後遺障害が認定できる目前まで来ています。今回は交通事故の難題を解決してくれた弁護士に心から感謝しています。



    交通事故治療でお世話になった医師に謝礼金を渡したい

交通事故治療でお世話になった医師にお礼を渡したいと考える人もいることでしょう。
この謝礼金については本来であれば交通事故に遭わなければ、出費をする必要のなかったものです。
そこでこの謝礼金は交通事故の加害者に支払いをしてもらうことは出来るのでしょうか。
加害者が支払いする費用というのは損害賠償の場合であれば成立するものであり、医師への謝礼金は損害倍書にあたるのかということですが、それについては謝礼への因果関係が損害賠償と認められた場合に成立します。
交通事故による怪我の治療について、担当医師の的確な治療によって回復に長い期間のかかるものであっても、短期間で回復することが出来れば、被害者側にとっては治療や通院に必要な費用は少なくてすみ、負担も軽減されます。 被害者の治療の回復が、医師と直接関係があると認められた場合、その際に必要になる謝礼金も交通事故の損害賠償として成立します。その金額として妥当な相場は数千円から数万円であり、入院中にお見舞いに来たお客へのお礼や接待費などについては、交通事故による怪我を治療するための費用としては考えられないため、損害賠償には認められません。 必ず加害者に支払いを請求できるとも限らず、本来は医師への謝礼金は被害者が感謝の気持ちを表現するためのものであるので、その費用を加害者に請求することはおかしいという意見もあります。
また公的機関にある医師が患者から謝礼を受け取ることは賄賂であり、受け取ることはおかしいとされる意見もあります。
損害賠償として認められやすい場合は被害者の怪我の度合いにも関係し、たとえば医師の治療により一命をとりとめられたとか、担当医師により怪我の回復が通常よりも早くなったなどのケースで、損害賠償と認められる割合が高いです。



・物損だけで済んだら裁判所の損害賠償(交通事故による物損)請求で書式がダウンロードできますので参考になるかと思います。
・物損だけでなく、人身事故(怪我をした場合や死亡事故など)の場合は、交通事故に遭ったら弁護士にというサイトが、なぜ交通事故被害者自身が自分だけで加害者の保険会社と示談交渉をしたらいけないか勉強になります。
・なお、事故にあって車が修理によって価値がどれくらい下がったかについては、レッドブックが参考になりますよ。

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